タウンエース 荷室から鍵開け・ハッチ開閉DIY!初心者でも簡単にできる方法

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「車中泊中に、内側からバックドア開けたり、鍵をかけられないのってなんだか不便だな」小さなことなんですが、ちょっと気になってネットを色々検索してみると、やっぱり他の人も思っている人が多いみたいで沢山の対策が出てきました。

デッドニング作業でリアハッチ内側のパネルを外しているのでその時一緒に、荷室からでもリアハッチを開け閉めできるようにするカスタムをしてみました。

このDIYは、YouTubeなどで色々な方法を探し、多くの先人たちの知恵を借りて考えたものなのですが、実際に行った施工方法をご紹介します。

なぜ荷室からハッチを開けたい?車中泊での意外な悩みとは

車中泊の醍醐味は、ベッドに横になってくつろぐ時間ですよね。しかし、いざ夜中にトイレに行きたくなったり、外の空気を吸いたくなったりした時、サイドドアしか出入りの方法がないのって、意外と使い勝手が悪いシーンがあります。

僕のタウンエースも、荷室からリアハッチを開ける機能がありませんでした。このカスタムは、車中泊での小さなストレスをなくし、より快適な時間を過ごすためにわりと効果的なステップだと感じています。

ボディに穴を開ける一歩を踏み出す!シンプルDIYで解決

アルミ棒を使ったDIYの概要

今回僕が挑戦したタウンエースの室内ハッチ開閉DIYは、非常にシンプルな方法です。リアハッチの内側にある、元々備わっているロック機構とハッチ開閉用の棒?ワイヤー?に、アルミ棒を接続するという単純な仕組みです。ハッチの内側に穴を開けてアルミ棒を通し、その棒を上下に動かすことで、開閉・施錠ができるようにしました。

ボディに穴を開けることへの心理的ハードル

このDIYで唯一戸惑ったのは、やはり「ボディに穴を開けること」でした。

「本当にこの場所でいいのかな?」 「もし失敗したら車に大きな傷がついてしまう…」

そんな不安が頭をよぎりましたが、YouTubeで多くの動画を参考に、穴を開ける場所を慎重に確認しました。鉄工用ドリルビットと木工用ドリルビットは形状が違うので、間違えないように注意しました。

穴を開ける際には、鉄工用ドリルビットを使い、ゆっくりと慎重に作業しました。しかし、意外にも「スコン!」と簡単に穴が開いたときは、拍子抜けすると同時に、少し感動しましたね。

車検への影響は?

このDIYは、ロック機構をアルミ棒で引っ張るだけの、非常にシンプルで原始的な仕組みなので、車検で特に問題になることはありませんでした。*この方法であれば、車検のたびに取り外す必要もなく、安心して使い続けることができます。

【用意するもの】ホームセンターやAmazonで揃う材料

このDIYカスタムに必要な材料は、ホームセンターやAmazon等で格安で手に入るものばかりです。

  • アルミ棒:今回は995mm×3mmのものを2本用意しました。ハッチの開閉用と施錠用の2本が必要です。
  • ワイヤークリップ(グリップ?):3mmのワイヤーを固定するためのクリップを2個用意しました。ホームセンターで手に入ります。
  • 鉄工用ドリルビット:アルミ棒が通るサイズのドリルビットが必要です。3mm棒のなので4~4.5mmくらいかと。
  • 万能ハサミ:アルミ棒をカットするのに使います。
  • 取っ手となる何か:これがこのDIYカスタムのハイライトです。(笑)僕は妻と二人で「何を取っ手にしようか」とガシャポン巡りをしていたのですが、最終的に車中泊のお留守番をお願いしている2匹の猫に似た塩ビ製のフィギュアを選びました。

猫のフィギュアを取っ手にすることで、ハッチを開け閉めするたびに愛着が湧く、ユニークな仕上がりになりました。

【取付方法】写真で解説!初心者でも失敗しない手順

それでは、実際の取り付け手順を解説します。

準備(ワイヤーの確認と印付け)

まずは、リアハッチの内張りを外します。すると、ハッチの取っ手につながっているロック機構と、鍵穴につながっているワイヤーが見えてきます。この2本のワイヤーの延長線上に、アルミ棒を通す穴を開ける場所をマーカーで印付けします。

穴開け(ドリルの選び方、注意点)
ちょっと穴が近すぎたんんですが・・・まぁ許容範囲内。多少ミスっても、アルミ棒は簡単に曲がるのでリカバリーも可能。

印をつけた箇所に、鉄工用ドリルビットで穴を開けます。ドリルのサイズは、アルミ棒がスムーズに通る程度の大きさにしましょう。木工用ドリルビットとは形状が違うので、間違えないように注意してください。ゆっくりと、力を入れすぎずに開けるのがポイントです。

固定(ワイヤークリップ(グリップ)の使い方)

穴を開けたら、アルミ棒を穴に通します。機構と並ぶようにアルミ棒を置き、ワイヤークリップ(グリップ)でしっかりと固定します。ワイヤークリップを締めるナットはやたら小さいサイズなのですが、ダイソーにミニサイズナット用のスパナ等が売っていたのでそれを使って取り付けました。※ペンチで締め付けとかでも行けそうですが・・・

こんな感じで取付ました。
カットと仕上げ(万能ハサミの使用方法

アルミ棒が長く突き出るので、万能ハサミでカットします。ハッチの開閉に必要なストローク分と、取っ手となる何かを取り付けるための長さを残して切ります。最後に、アルミ棒の先に取っ手として何かを取り付ければ完成です。

僕は・・・ちょっとストローク足りなかったかも(汗

【完成!】猫がドアを開ける?ユニークな仕上がりとまとめ

完成番がこれです!機能として便利なのはもちろんなんですが、、単純にかわいいです!内側から開けるこの機能は、パネルに穴をあけて、ワイヤーを出して引っ張る方法などもあったりしますが、僕たちはこのつけ方で非常に満足しています。

どちらの方法でもいいと思うので、ぜひこの機能は追加したほうが良いと思います!

まとめ

作業内容まとめ

今回の作業は非常に簡単で、パネルを外しているタイミングなので10分程度で完成しました!

この記事でわかること

  • アルミ棒を通す穴は、取っ手に付ける何かの幅に合わせて調整しましょう。
  • アルミ棒の突き出しは開閉のストロークを十分に考え(ちゃんと印をつけて・・・)からカットしましょう。

使用した材料・工具

このカスタムでかかった概算総額費用:1,000円程度(ドリルビットは元々持っていました。)