タウンエースの荷室フロアパネルをDIY!クッションフロアでフローリング化してみた!

「タウンエースの荷室って、商用車っぽくてなんだか無機質だな…」 「でも、床をフローリングにDIYするなんて難しそう…」

そう思っていませんか?車中泊を快適に楽しむためには、まず足元から雰囲気を変えることが大切です。ファッションと同じです。

僕も愛車であるタウンエースの床を見て、そう感じました。

この記事では、僕が実際に行ったタウンエースの荷室フロアパネルのDIYについて、僕たちが行った材料選びのポイント具体的な作業手順までをレポートしています。

なぜ床のDIYが必要?タウンエースの荷室を快適空間に変える第一歩

僕の愛車であるタウンエースバンは、荷室の床が商用車らしく簡素な作りになっています。鉄板の上に純正のビニールシートが貼られているだけで、そのままでは見た目も無機質で、車中泊をするには少し寂しい空間です。

断熱処理時に断熱シートの上に純正のビニールシートは戻しますが、僕的にはあまりにもアレなので、元々フロアパネルのDIYは必須項目でした。

ちなみに、床をカスタムすることで、以下のようなメリットが得られます。

  • 居住性が向上する: 床をフローリング化するだけで、車内がまるで部屋のように温かみのある空間に変わります。見た目の質感だけでなく、断熱効果も高まるため、底冷えも軽減されます。断熱材としての高価も抜群!
  • ラフに使えるようになる: クッションフロアはビニール素材なので、水や泥をこぼしても染み込むことがありません。釣りから帰ってきた後でも、さっと拭き取るだけで手入れが簡単です。
  • 他のカスタムがしやすくなる: 床をフラットなパネルにすることで、その上にベッドキットや棚などを設置する際の土台作りが格段に楽になります。

床のDIYは、車中泊カスタムの全体的な雰囲気を決める、非常に重要な作業だと言えます。

シンプルにかっこいいですしね。

【材料選びの悩み】自作 vs 既製品?初心者のための賢い選択

床のDIYを計画する際、まず悩むのが「板張りか、クッションフロアか」という仕上げの選択肢と、「自分で一から作るか、専用のパネルを使うか」という方法の選択肢です。

なぜクッションフロアを選んだのか

フローリングにしたいなら、本物の木材を貼る「板張り」も魅力的な選択肢です。しかし、僕が「クッションフロア」を選んだのには、明確な理由があります。それは、僕の趣味である釣りとの相性を考えたからです。

クッションフロアはビニール素材なので、水や泥をこぼしても染み込むことがありません。汚れてもさっと水拭きするだけで手入れが簡単なので、釣りから帰ってきた後でも、掃除が非常に楽です。

自作と既製品のコスト・時間比較

次に悩んだのが、DIYの方法です。

  • 自作(コンパネ): ホームセンターでコンパネ(合板)を買い、自分で荷室の形に合わせてカットする方法です。費用は安く済みますが、型取りやカットに手間と時間がかかります。特にタウンエースの荷室は複雑な形をしているので、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
  • 既製品(専用パネル): 車種専用にカットされたパネルを購入する方法です。自作よりも費用はかかりますが、はめ込むだけで床のベースが完成するので、作業時間を大幅に短縮できます。

僕たちは、時間短縮と失敗のリスクを考えて、少し高価でしたが車種専用のパネルを購入することにしました。今回購入したのは、Amazonで見つけたタウンエース専用のフロアパネルです。荷室のステップ部分もくりぬかれており、本当にポンと置くだけで床のベースが完成しました。

難燃性に関する注意点

内装材の難燃性について、僕が整備士に確認したところ、『荷室』のフロアに置いておく素材については、特に難燃性の証明は義務付けられていないはず・・・とのことでした。ただし、安全面を考慮して、できるだけ厚みがあり、しっかりした素材を選ぶようにしました。

僕たち、ホームセンターで普通のクッションフロアを衝動買いしちゃったんですよね。整備士はそうはいってますが・・・・やっぱり難燃性素材に張り替えようかなぁ~。

【作業レポート】プロ顔負け?専用パネルで簡単フローリングDIY

ここでは、僕が実際に挑戦したフロアパネルのDIY手順を、初心者の方でも迷わないように解説します。

材料の準備

今回のDIYで使った材料は、以下の3つのみです。

両面テープは、クッションフロアをしっかりと固定するためのものです。クッションフロア用のものであれば、貼り付けた後も剥がしやすいので、将来的に模様替えをしたい方にはおすすめです。

工具は、アルミ直尺(定規)と大きめのカッターナイフと万能ばさみと型どり用の鉛筆だけです!

型取りと裁断

まず、十分に広い場所にクッションフロアを広げ、その上に専用フロアパネルを置いて、パネルの形に沿って型を取り、カッターで裁断していきます。

ただし、一点だけ注意が必要です。フローリングのような木目柄のクッションフロアを選ぶ場合は、複数のパネル間で木目の柄が一直線になるように、位置を調整してから裁断すると、完成後の見た目がよりプロっぽくなります。

クッションフロアを裏側・フロアパネルも裏側で模りをするだけ!
パネルとパネルの間のジョイント部分も丁寧に型どりしましょう
コーナー部分は万能ばさみの方がやりやすかったです。
クッションフロア用両面テープは、パネル側に貼った方がきれいに作業できます。

DIY難易度評価

このフロアパネルのDIYは、他のカスタムに比べて、とても簡単です。

  • DIY難易度: (星1つ)

専用パネルを使えば、パネルの難しい型取りや加工は一切必要ありません。クッションフロアをきれいに貼り付けることだけに集中できるので、DIY初心者の方には、自信をつけるための最初のカスタムとして、非常におすすめです。

※ちなみにですが、荷室の角等の型取りはベッドキット作成時にまってました。

微妙に線がずれていますが・・・ご愛敬で。

【まとめ】見違えるほど快適に!今後のカスタムにも繋がる床作り

無機質な鉄板の床が、木目調のクッションフロアに変わった瞬間は、本当に感動しました。

車内に一気に温かみが生まれ、まるで部屋の中にいるような居心地の良さに変わりました。この床の上で、これから色々なカスタムを進めていくんだというワクワク感が込み上げてきましたね。

フロアパネルのDIYは、他のカスタム作業よりも先にやるのがおすすめです。デッドニングや断熱作業を終えた後、この床をベースにベッドキットや棚などを設置していくことで、効率よく作業を進めることができます。

作業工程まとめ

この工程のポイント

  • クッションフロア仕様は、掃除が簡単で、見た目の質感も向上する優れた素材。
  • 車種専用パネルは高いけど、DIY初心者でも簡単に床作りができます。
  • クッションフロアは、車用の難燃性評価証明済みの方が良いかも。
  • 貼り付けは接着材よりクッションフロア専用両面テープの方が楽で便利かも。

この作業で使った工具・材料まとめ

工具・道具関連(以下は参考です)

資材関連

フロアパネルでかかった概算費用:約25,000円