タウンエースを自分たちで車中泊DIYカスタム!初心者の僕たちでもできる?!

「車中泊にチャレンジしたいけど、どんな車を選んで、どうカスタムすればいいんだろう…」そんな風に悩んでいませんか?僕も最初はそうでした。

YouTubeで車中泊の楽しそうな動画を妻と見て、「自分たちもやってみたい!」と思ったのがきっかけで、中古のトヨタ・タウンエースを手に入れ、車中泊仕様にDIYしました。初めての車中泊カスタムは分からないことだらけでしたが、今では僕たち夫婦にとって最高の趣味になっています。

今回は、僕たちがどんなコンセプトでタウンエースをカスタムしたのか、そして初心者の方でも真似しやすい工夫や注意点を、実体験を交えながらお伝えします。

この記事を読んで、あなたの車中泊カスタムのヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。


僕たちが考えたタウンエース車中泊DIYカスタムの全体コンセプト

僕たちがタウンエースの車中泊カスタムを進める上で、特に大切にした5つのコンセプトがあります。予算やDIYスキル、ライフスタイルに合わせて、どんな風に車を使いたいかを具体的にイメージすることが、カスタム成功の第一歩です。

可能な限り自分たちでDIY

僕たちの車中泊カスタムは、コストを抑えるためでもありましたが、それ以上に「自分たちの手で作り上げる」ことを楽しみたかったんです。将来、もし新車に乗り換えてプロにカスタムを依頼することになっても、一度DIYで経験しておけば、より理想に近い仕様を伝えられるだろうと考えました。工具の使い方からベッドの設計まで、妻と2人で試行錯誤しながら作り上げた経験は、今でもかけがえのない財産です。この経験のおかげで、DIYスキルにほんの少しですが自信が持てるようになりました。

1日車中泊前提の装備

僕たちには可愛い猫が2匹いるので、原則として車中泊に連れて行かず、家でお留守番をさせています。そのため、連泊はせずに一泊二日の車中泊旅が基本スタイルです。この前提があったからこそ、車内の設備をシンプルにすることができました。例えば、連泊に必要な大容量の収納や、大規模な電源システムなどは不要と判断。必要最小限の装備に絞ることで、車内空間を広く保ち、コストも大幅に削減できました。

天然木内装へのこだわり

「車内でも落ち着いて過ごしたい」という思いから、内装にはとことんこだわりました。天井、床、ベッドキットなど、見える部分は可能な限り天然木を使って、まるでログハウスの中にいるような温もりのある空間を作り出すことにしました。木材には、安価で加工しやすい木材を選び、自分たちで色を塗ることでオリジナリティも出せます。天然木の香りが漂う車内は、日々の疲れを癒してくれる最高の空間になりました。

ポータブル電源の活用

車中泊カスタムといえば、サブバッテリーシステムを組むのが一般的ですが、僕たちの場合は一泊の旅がメインなので、そこまでの大掛かりなシステムは不要と判断しました。そこで、すでに持っていた少し容量の大きなポータブル電源をメインで使用することに。走行充電やソーラー充電のシステムは、初期投資が大きくなるため見送りました。ポータブル電源なら、自宅で充電しておけば、電気毛布や調理器具、スマホの充電など、一泊の旅には十分な電力をまかなえます。

水回りやトイレを設置しない理由

車内空間を少しでも広く使いたかったのと、メンテナンスの手間を考慮して、水回り(シンクやシャワー)やポータブルトイレは設置しませんでした。これは、基本的に道の駅やRVパークなど、トイレや水道設備が近くにある場所での車中泊を前提にしているからです。トイレは車中泊の場所選びで解決し、水はペットボトルや給水タンクで代用することで、車内をシンプルで快適な空間に保つことができています。


初心者が真似しやすい工夫と注意点

僕たちが初めてのタウンエース車中泊DIYで経験した、初心者の方でも簡単にできる工夫と、知っておきたい注意点をご紹介します。

【真似しやすい工夫】

  • 100円ショップの活用: 突っ張り棒や吸盤フック、収納ボックスなど、100円ショップには車中泊に役立つアイテムがたくさんあります。アイデア次第で収納スペースを増やせるので、ぜひ活用してみてください。
  • YouTubeでの情報収集: 僕は妻とYouTubeで様々な車中泊カスタム動画を参考にしました。プロの技術からDIYの簡単な方法まで、たくさんのヒントが見つかります。
  • DIYは少しずつ: 最初からすべて完璧に作ろうとせず、まずはフラットなスペース作りからなど、少しずつ進めるのがおすすめです。焦らず、楽しみながらカスタムを進めましょう。

【知っておきたい失敗談】

  • 木材選びは慎重に: 当初、内装の雰囲気を出すためにDIYした際、強度を考えず薄い木材を使ってしまい、すぐに反ってしまったことがあります。用途に合わせて適切な厚みや強度の木材を選ぶことが大切です。
  • 騒音対策の重要性: タウンエースは商用車なので、走行中のロードノイズやエンジン音が大きいです。特に就寝中は音が気になりやすいため、デッドニングや厚手のカーテンなどで防音対策をすると、より快適に過ごせます。

まとめ:あなただけの車中泊カスタムを楽しもう!

今回の記事では、僕たち夫婦がタウンエースを車中泊仕様にカスタムした際のコンセプトと、初心者向けのポイントをお伝えしました。

車中泊カスタムは、必ずしもプロに依頼する必要はありません。僕たちのように、コンセプトを明確にして、自分たちの手で少しずつ作り上げていくことも、大きな楽しさになります。

ぜひ、あなたも自分だけの車中泊カスタムに挑戦して、最高の旅を楽しんでみてください。この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!